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ジャンル分け

最近は男だからとか女だからとかいうことはあまり言われない時代になったけれど、親世代はそういう考え方の人たちどちらかというと弟の方が優先されていたような気がしていた。

高校の進路選択のとき、『(弟)が私立へ行くことになると思うから、あんたは公立へ…』と言われたことがある。言った方はそんなことは覚えてもいないだろう。

なぜそちらが優先?

私は短大進学し、就職氷河期のため企業に全然相手にされない状況だった。あと2年間大学へ編入しようかと悩んでいた時も同じだったため、私は就職活動をして入れるところに入った。けれど1年半しか続かなかった。その後は派遣社員や契約社員で働いている。正社員を探したこともあったけれど、学歴が足りず、いつからか諦めた。派遣社員だと入れないような企業でも働かせてもらえるチャンスがある。会社行事も苦手だったので派遣社員の方が自分には合っていた。収入のことに関しては自分がそういう働き方を選んでいるのだから仕方がないと割り切っていた。掛け持ちで働いて一日の半分は働いている…なんてことも何年かあった。若かったからできた。

学歴でoutということは今でもある。
働けば学歴なんか関係ないと思うのだけれど…プラスαで年齢が厳しい条件に加わった

そういうこともあって男だから女だからなどの、様々なジャンル分けは嫌いだった。

そんな私はおひとりさまで、今度は子供がいるから大変、おひとりさまは気楽でしょ、というジャンル分けに悩まされている。既婚者も独身者も自分で決めてその道を歩いているのであって、だからといってひとりだから、守るべきものがいないから、お気楽で自由で時間もあると勝手に決めつけないで欲しい。表面的なことだけで勝手なこと言わないでくれといつも思っている。

地味に傷つく…

今更騒ぎ立てるつもりもないけれど、傷つくことが度々あったので自分自身はしないようにと気を付けるようにしている。

他人のことをよく知らないのに『あの人はああだから、こうだから』とそういう話には乗らない。「あの人には気をつけろ』と言ってくる人も信用しない→そういうあなたが一番危険人物だけど…と思っている。

世の中からジャンル分けなんてなくなればいいのに…

みんな自由に羽ばたけたらいいのに🛫(ANA掲載許可いただいています)

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